こんにちは! 習慣化トレーナー田村です。
本日は、モチベーションを高める習慣目標の決め方についてお話をさせていただきます。
本ブログをいつも読んでいただいている皆様は、何か習慣を始めてみようとトライした経験があるのではないでしょうか(願わくば本ブログ記事を読んで習慣化にチャレンジしてみたということであれば、とても嬉しいです。)。
その際に、どのような目標に設定して、習慣化に取組みましたか?
実は、目標設定の仕方により、習慣化のモチベーションを高く保つコツがありますのでご紹介させていただきます。
それはずばり、「心を豊かにする事柄を目標に組み込む」ことです。
アメリカのノックス大学のカイザー教授らは、100~200人程度の被験者に対して、「6か月後」、「2年後」、「12年後」の自分のゴールを決めてもらいました。すると、目標の立て方で、2つのタイプがあることを発見しました。
1つは、「〇〇円の売上を達成する」といった、物質的事柄を目標とするもの。もう一つのタイプは、「地域の〇〇人を笑顔にしたい」と決めたうえで、その実現により「〇〇円の売上が達成できる」とした目標で、物質的な目標につながってはいるものの、誰かへの貢献といった心の豊かさを軸としたものです。
そして、「6か月後」、「2年後」、「12年後」に、被験者たちの幸福感がどのようになっているかを調べました。
すると、「物質的な」目標を設定した人たちは、目標達成の成否にかかわらず、時間の経過に連れて幸福感が次第に低下する傾向がありました。
それに対して、「心の豊かさ」を目標に設定した人たちは、目標達成の成否にかかわらず、時間の経過につれ、幸福感・充実感が次第に高まる傾向にあることがわかりました。
「お金持ちになりたい」、「理想の恋人がほしい」等の物質的な目標設定だけでは、その目標の達成ができた、できないという2つの結果でしか判断できず、目標の達成に向けた長期的モチベーションを維持することが困難であることがいえます。
一方で、「誰かに貢献すること」を目標設定に組み込むことができれば、単純な目標の成否だけ判断することなく、その行動により心の充実感を得ることができ、前向きな気持ちが日々のモチベーションを高くしてくれるという効果を得ることができますね。
何を目標に習慣化をするか。その目標に、是非「心を豊かにする」事柄を加えてみてはいかがでしょうか。
本日はここまで(^^)/
最後までお読みいただきありがとうございました。
また明日~。
継続日数:17日