こんにちは! 習慣化トレーナー田村です。
本日は、習慣化における潜在能力の潜伏期間についてお話しします。
昨日の記事でも、習慣化はコツコツ型の人に適しており、せっかちな方には向いていないと書きました。
特に、習慣化の基本はとても小さい行動から始めることですから、その成果はすぐに表れるものではありません。
勉強やスポーツ、新しい趣味を始めても、僅かに変化しているものの直ぐに結果が出ないと、つまらなく感じて諦めてしまう人も多いですよね。
習慣化における進歩には停滞期間があることをしっかり認識しておく必要があります。
ティッピングポイントという言葉がありますが、小さな変化がつづくといつの間にか爆発的な変化として表面に出てくる現象があります。
ハリー・ポッターシリーズの作者であるj・k・ローリングは、幼少の頃から小説を書きつづけていましたが、12の出版社に出版を断られたものの、30歳を過ぎてハリー・ポッターを出版し、爆発的なヒットを産み出しました。
また、映画俳優のシルベスタ・スタローンは50回以上映画のオーディションに落選したものの、ロッキーの脚本を売込み、自らを主役にすることでシネマスターになっています。
※全く関係ありませんが、私はロッキーの大ファンで、毎朝ロッキーのテーマを目覚ましの音楽にしています。
ティッピングポイントに至るまでの停滞期間は、変化が目に見えず、苦しくもあります。
そこで重要となるのが、目標ではなく、仕組みに集中するという点です。
なかなか成果が出てこない中でも、そのプロセス自体を楽しんで取り組めていれば、その積み重ねは自分の自信となります。
プロセスを楽しむためには、そのプロセスの中で小さな目標を設定し、それをクリアしていくことと、出来る範囲を拡大していくことで成長を見える化することがポイントですね。
私も中小企業診断士の資格に挑戦した際、失敗続きで結果が出ず、あきらめたくなりましたが、こつこつ科目合格を重ねて、3年かけて合格することができました。当時はあまり習慣というものを意識していませんでしたが、プロセスを楽しむということを実践が出来ていたからだと感じています。
皆様も習慣化には停滞期間があるという認識の下、結果だけにこだわらず、プロセスを楽しむことを意識してみてください。
今日はここまで(^^)/
また明日~。
継続日数 33日