習慣化トレーナー田村のZEN-Habits

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制約を飛び越える習慣

こんにちは! 習慣化トレーナー田村です。

 

本日は制約を飛び越える習慣についてお話をさせていただきます。

皆さんは、自分自身に課されている「制約」を感じたことはあるでしょうか?

人は生きていく上で様々な制約をうけるものです。最近は親ガチャという言葉をよく聞きますが、生まれてきた家庭環境や障害、金銭的問題から心の病、日本では感じることは少ないですが、国や人種差別等、この制約が無ければもっと自由に、自分らしく生きれるのにと、唇をかみしめる思いをされている方も多いのではないでしょうか。

 

制約は反骨心と共に我々の活力として利用できる一方、その「制約」にあまりとらわれ過ぎることも実は危険ではあります。

 

ハーバード大学のローラ・ファン教授は、学生たちに授業で面白い課題をだしています。その課題は、「5ドルを開業資金としてチームでベンチャー企業を立ち上げ、必ず収益を上げ、その収益を競う」というものです。

学生たちは限られた資金をフル活用して収益を上げる必要がある為、色々アイデアをひねります。あるチームはスポンジや洗剤を買って洗車サービスを始めたり、5ドルで買えるだけのお菓子の材料を買って販売したり、5ドルを広告料に使用し、ガレージセールの会場を宣伝して利用料を徴収したり等々。

 

ただ、面白いことに、この課題でより多くの収益をあげるチームの共通点は、実は「5ドル」を全く使わないということでした。

あるチームは、この課題における一番の資産は5ドルではなく、クラスの課題結果を「発表する時間」だと考え、その時間枠を学生のアルバイトを募集する企業に売り、その企業のコマーシャルを学生たちで作成し、大きな収益を得ています。また、別のチームはチームメンバーの特技を調査や能力を調査し、各メンバーの特技を教えるワークショップを開き、参加者から多くの参加費を得ることができています。

 

「5ドル」という制約を意識しすぎてしまったチームは、十分な成果を得ることができない場合が多い一方で、制約を意識せずに自分たちの持っている本来のより価値ある資産にフォーカスを当てることが出来たチームは、大きな成果を出すことができています。

 

我々の生活でも似たようなことは起きていないでしょうか?

「あれがない」、「これができない」という「制約」ばかりに意識がいってしまうと、その制約の裏にある価値に気が付かないばかりか、本来価値があるはずの事柄を見失ってしまうことにもなりかねません。

「制約」は大小の違いはあれ、誰にも存在しているものであり、むしろ、その「制約」のお陰で人と違った見方や強みを得ることが出来ているということもできます。

制約だらけだ!=人にはない強みがある! そういった視点で、日々の生活を見つめなおすことを習慣としてみることで、実は自分でも気が付いていない、大きなチャンスを発見できるかもしれませんね。

 

 

本日はここまで(^^)/

最後までお読みいただきありがとうございました。

また明日~。

 

継続日数:17日