こんにちは! 習慣化トレーナー田村です。
本日も引き続き、夫婦中を良くする習慣についてお話していきたいと思います。
はたして、こじれてしまった田村家の夫婦関係を正常に戻すとっておきの習慣はあるのでしょうか!?
フロリダ州立大学のジョン・メイナーらは、パートナーとの良好な関係を思い出させる品物を目に付くところに置くことが、パートナー間の関係をよりよくさせるのに大きな効果があるということを研究により明らかにしています。
恋人のいる学生100人以上を集めて異性の写真を複数枚見せて、肉体的魅力が最もある写真を選んでもらいます。そのあとで、参加者を2つのグループに分けて、1つのグループには、パートナーへの愛情を強く感じる瞬間について文章を書いてもらい、残りのグループには何でも好きなことを書いてもらいます。
作文の間、学生たちには写真で選んだ魅力的な人物について考えないように指示をし(人は考えないように指示されると逆に考えてしまう生き物です)、作文中にその魅力的な人物が頭に浮かんだら、行間にチェック印を記入してもらうようにお願いしました。
その結果、何でも好きなことを書くように指示されたグループは、1ページにつきチェック印は平均4個であったのに対し、パートナーへの愛情を書いた第1グループでは、チェック印は2ページに1つという結果でした。
また、実験の最後に魅力的な人物を思い出して、その特徴を詳細に書くよう求めたところ、パートナーへの愛情を書いた第1グループは、それ以外のグループと比較して、思い出した人物の特徴が2/3程度少ないこともわかっています。
この結果から、少しの間でもパートナーことを思い出していると、魅力的な他の異性への関心が大幅に減ることがわかりました。
思い出の写真や品物を良く見える場所に置くことや、身につけることで、パートナーとの良好な関係を思い出させ、前向きな感情を思い出させるきっかけとできるのです。
昨日の「相手に対する気持ちをノートに書く」や、上記事項は、パートナーとの関係を改善させる一つのテクニックとして効果はあるかと考えますが、そもそもの心構えとして、我々はパートナーとの関係をどのように考えればよいのでしょうか。
禅語において、相手との関係性を説いた言葉に「和敬清寂」という言葉があります。茶道における主と客の関係を表す言葉としても用いられることが多いですが、「お互いに心を開き、相手を尊重し合い、何事も心清らかに、穏やかでどんなことにも動じない心でいること」という意味が込められています。
相手のことを知ってると思えば思うほど、人は相手に対して横柄にふるまってしまいがちです。夫婦として長い間一緒にいたとしても、我々は相手のことをどれだけ本当に理解しているか、ふと考えてみると怪しくなってきます。
相手をいわゆる「妻」や「夫」としてだけ考えるのではなく、茶道における「主」と「客」の関係のように対等な関係としてとらえ、「和敬」(お互いに心を開き、相手を尊重し合う)という気持ちを忘れないようにすることを、意識における習慣としていきたいですね。
・・・長くなりましたが、田村家としてはまず、素直に謝ることか始めたいと思います(←そこからかよ)
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日はこれまで(^^)/
また明日~。
継続日数:11日