習慣化トレーナー田村のZEN-Habits

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制約を飛び越える習慣②~オリィ研究所~

オリィ研究所


こんにちは! 習慣化トレーナー田村です。

 

昨日に引き続き、制約を飛び越える習慣についてお話ししたいと思います。

というのも、本日新聞を読んでいたら、本テーマにまさしく合致した記事がありましたので、それを紹介させてください。

 

皆さんは「分身ロボットカフェ」という喫茶店をご存知でしょうか?

このカフェでは、各テーブルにOriHimeと呼ばれるロボットが1台設置されており、パイロットと呼ばれるロボット操縦者との会話を楽しむことができ、また操作されたロボットによりコーヒーが淹れられ、食事や飲み物の配膳・接客がなされる近未来の喫茶店です。

そして、そのロボットの操縦、接客をしているパイロットは、難病を患い、満足に外出のできない体の不自由な方が遠隔操作にて行っているというから驚きです。社会と隔絶しがちな、寝たきりの方を、ロボットの操作を通じて社会との接点を作り出し、「孤独」を解消させることにもつなげる、そんな思いがこのカフェには込められているんだとか。

 

「分身ロボットカフェDAWN ver.β」常設実験店レポート 難病や外出困難の人達が活き活きと働けるカフェがついに常設店に - ロボスタ (robotstart.info)

 

「分身ロボットカフェ」を運営しているオリィ研究所の吉藤代表は、小学校から中学2年まで不登校になり、その時の経験がこのロボットカフェを開始しようとした原点だと語っています。

不登校になった時は落ち込んでうつ状態になり、高校進学もあきらめかけていましたが、一つのことに集中できるという持ち前の強みからプログラミングを学んで、全国大会で2番になったことで大きな自信がついたそうです。その後、工業高校でのロボットコンテスト優勝や、早稲田大学進学後のロボット研究の中で、「孤独」の解消のために自分の人生の全てを使いたいと考え、「分身ロボットカフェ」の開業にいたっています。

 

不登校、鬱といった大きなビハインドの中、その制約にとらわれず、自身の強みを追求すると共に、その制約の経験と強味を活かして、社会課題の解決に役立てる。

まさしく、人生の制約を飛び越えるということを実践されていて、感銘を受けました。

相当の努力の結果であり、全ての人間ができるような簡単なことではないとは思われますが、なんだかちょっと、自分自身にも期待したくなるような、そんな記事でしたので紹介させていただきました。

 

本日はここまで(^^)/

最後までお読みいただきありがとございました。

また明日~。

 

継続日数:18日