習慣化トレーナー田村のZEN-Habits

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EDGEの習慣②~自分だけの制約を活かす~

こんにちは! 習慣化トレーナー田村です。

 

さて、昨日に続いてローラ・ファン教授のEDGEについて学んでいきたいと思います。

皆さんは、自分だけの強み弱みを把握しているでしょうか?

 

「E(enrich):相手を豊かにする」を追求するためには、自分が提供できる強み(基本材料)を正確に把握し、それに磨きをかける必要があります。

アメリカのヴァージン航空は、空の旅を手ごろかつ、快適に過ごすという体験を顧客に提供することを基本材料とし、APPLEは、すっきりとしたエレガントな製品の提供を基本材料として、その追及により大きな成功をおさめています。

 

私もそうなのですが、誰かがうまくやっているところをみると、ついつい、自分も同じようになりたいと思ってそれを真似ようとしてしまいます。

例えば、英語がぺらぺらの方を見て、特に意味もなく自分もそうなりたい! と思うことがよくありました。そうやって英語の勉強を始めたとしても、その実現により何が出来るのか、自分のどの能力を活かせるのかをふと考えると、英語の勉強は続かず、すぐに投げ出してしまう。

何でもかんでも努力するのではなく、自分の提供できる価値(基本材料)をしっかりとさだめ、そこの集中することが重要となります。

 

ただ、自分の強み(であろうと思われるもの)に注力するにしても、それだけで他の人から抜きん出ようとすることも難しいですよね。例えば、容姿に優れた女の子がいて、美人だからアイドルで成功する! とアイドルを目指したとしても、美人の子は他にもたくさんいるわけで、そのままではその良さを活かせず、埋没してしまいます。

 

ローラ・ファン教授は、他人よりも優位に立つには、自分の強みを磨くことの他に、弱みや制約を活かす、人の少ないところを狙うことが必要だと述べています。

例えば、先日ご紹介した「アリィ研究所」の吉藤代表は、小学生~中学まで不登校という世間一般から見ればあまり好ましくない経歴を持たれていますが、それをあえて公表しています。ロボット製作が得意な人はたくさんいますが、その基本材料に、自身の弱みや制約を加えることで、誰にもない自分だけのストーリーを描き、誰もいない領域への挑戦が可能となります。

 

誰かに価値を提供したいと考えた時、自分の提供できる強みがなんであるか、そしてその強みを自分独自の特徴とするために、自分の弱み・制約がなんであるかを把握し、活かしていくという意識が大切となります。

人には話したくないような、自分の弱みや制約は、実は自分の強みとなり、自分だけの世界を描くための大きな要素であることを忘れないようにしたいですね。

 

今日はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございました。

また明日~。

 

継続日数:20日