こんにちは!習慣化トレーナー田村です。
今日は、昨日に引き続き幸福感を高める習慣についてお話しします。
昨日紹介した習慣は、感謝の事柄を定期的に日記として書いていくというものでしたが、なぜ書くという行動が効果的なのでしょうか?
書くということは、感情を文章にすることで筋道や構成を作ることが出来、ストーリーとしての意味を与えることによって、心理的な問題の解決につながる力があるといえます。
書くことで幸福感を増幅させる方法は他にもあります。
サザン・メソジスト大学のローラ・キングは、4日間にわたり、参加者の第一グループに自分の理想的未来を書き出すように依頼しました。あくまでも現実からの飛躍は無く、現在の取組が全てうまくいった場面を想像して書いてもらいます。第二グループには、自分が悪夢のような体験をしたことを想像して書いてもらい、第三のグループには、単に翌日の予定だけを書いてもらいました。
その結果、自分の理想的未来を書いた第一グループは、他の2グループと比べて、はるかに幸福感が高くなるという結果になりました。
また別の研究では、「愛情のこもった文章を書く」ことの効果を調べた実験もあります。
アリゾナ州立大学のコーリー・フロイドは、参加者に自分が愛している相手について考えてもらい、20分の間で、なぜ自分がその相手を大切に思っているかを書き出してもらった。比較対象として、もう一つのグループには先週おきた事柄を書いてもらった。どちらのグループも5週間の間に同じことを3回行った。
その結果、愛情をあらわす文章を書いたグループは、幸福感が大幅に増し、ストレスが減り、コレステロールも低下したという結果がでています。
我々は何か、大きな幸運(宝くじが当たることや昇進、理想の恋人ができる等)が起きないと幸福感は得られないと往々にして考えがちです。
しかし、昨日から紹介している、①感謝の文章を書く、②自分が成功した未来を書く、③愛情をあらわす文章を書く、といった些細な行動でも、日々の幸福感を増すことが可能となり、よりストレスレスな生活を送ることができることは驚きではないでしょうか。
特に、書くことが大好きな我々ブロガーは、書くことが自分の生活にリズムを与え、リラックスと想像力、そして幸福感を与えてくれるということを日々実感しているといえますよね。
是非、日々のブログ・日記の中に、感謝、成功、愛情の3つのキーワードを織り込むことを習慣としてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日はここまで(^^)/
また明日~。
継続日数:3日