習慣化トレーナー田村のZEN-Habits

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幸福感を高める習慣③~お金の使い方~

こんにちは! 習慣化トレーナー田村です。

関東は急に蒸し暑くなってきましたね。考えたらもう5月。ブログを開始してから1か月半ほどたちまして、少々時間を確保できそうなのでブログの見せ方などを勉強してみたな~と思っています。

 

さて、(性懲りもなく)本日も幸福感を高める習慣についておなしをさせていただきます。

 

皆さんは自分の人生の幸福度において、お金はどれだけ影響を与えると感じていますか?

お金は衣食住に苦労しないくらいあれば良いという考えもあれば、あればあるほど幸福度が高くなるという考えもあるかと思います。

ちょっと考えれば、お金が多い方が組織等に縛られることなく自由な時間を持て、欲望を満足させることが可能なため、幸福度が高くなるのではと考えてしまいますよね。

 

ソニア・リュボミアスキーの研究結果によると、人の幸福感のおよそ50%は遺伝で決まっており、10%は変えられない環境(教育、収入、既婚独身等)できまり、残りの40%を自分の日常的な行動や世界をどう捉えるかで変わってくるとのことです。

 

半分は遺伝といわれるとなんだかがっかりしますね~(笑)。最近は「親ガチャ」という言葉もよく聞かれるところです。

ただ、遺伝的な事項はどうにもならないにしても、幸福度におけるお金の有無はあまり大きくなく、自分自身の行動如何で幸福度は大きく改善できるという結果には、勇気付けられるところがありますね。

 

「お金の有無」が幸福度に大きく影響しないにしても、「お金の使い方」については、幸福度に影響を与える行動はあるのでしょうか?

 

ブリティッシュコロンビア大学のエリザベス・ダンが行った実験で、参加者に自分の幸福度に点数をつけてもらい、自分の収入における自分の為に使う金額と、自分以外の家族や友人、寄付等に使用する金額の割合を調べたところ、自分以外のことにお金を使用する人の方が圧倒的に幸福度が高い結果が出ています。

 

また、別の実験では、参加者に5ドル~20ドルのお金の入った封筒を渡し、参加者は任意に二つのグループに分けられました。一グループには封筒に入ったお金を自分の為に使うように指示し、別のグループにはお金を別の人の為に使うように指示をしました。

その結果、自分以外の人にお金を使ったグループの方が、封筒に入ったお金の大小に関係なく、自分の為にお金を使った人よりも幸せを感じる度合いが明らかに高い結果となりました。

 

上記の結果を見るに、誰かにお金を使いすぎて人生が破綻する人は論外としても、自分だけでなく、より多くの人に影響を与えることに自分のお金を使うことが幸福感を高めることにも繋がるようですね。

「情けは人の為ならず」という言葉がありますが、お金に限らず、誰かのために行動することが自分の幸福につながるという視点を持つことを習慣にできれば、より充実した生活を送ることができるはずです。

 

まずはちょっとしたことから始めてみましょう。明日の朝、家族や同僚に気持ちの良い挨拶をすることから始めてみませんか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

今日はここまで(^^)/

また明日~。

 

継続日数:4日