こんにちは!習慣化トレーナー田村です。
まだ寒い日が続いてますね。皆さんも体調にお気をつけください。
本日は長期的目線を持つ習慣についてお話したいと思います。
皆さんは、過去の出来事で、その時は苦しいと思った出来事でも、今振り返ってみると、経験して良かったと感じられ出来事はありますか?
私は、過去、ウツや対人恐怖症、軽度の統合失調と診断されたことがあり、精神的な面でとても苦しい時期がありました、
全ては私の内向きの性格や思考が招いたものであるのですが、良い人達と出会い、経験することの大切さを知ったことから、苦しい中でも行動しては失敗を繰り返しながら、何とか安定した日常を得ることができるようになりました。
その経験を振り返ると、苦しい時期ではありましたが、その経験が今の自分に活きてるし、さらに成長したいという気持ちにさせている強力なエンジンにもなってるのかなと感じています。
「未来には、あなたによって産みだされる何かが待っている。人生は、あなたがそれを産み出すことを期待している、もしあなたがいなくなれば、その何かも、生まれることなく消えてしまう。人生に期待するのではなく、人生の方が私たちに期待しているのだ」
ヴィクトール・フランクル 思想家、心理学者
フランクルは私が最も尊敬する思想家ですが、前向きになれる言葉を多く遺しています。
それは、彼がドイツの悪名高きアウシュヴィッツの監獄に投獄され、経験したことがその思想の根底にあるからなのですが、詳しくは彼の著作『夜と霧』に記述されていますので、興味のある方は読んでみてください。
個々の出来事を人生における一つの点として見た時に、多数の点が集まるとそれは、線になります。
目の前のその点が、例え耐えがたいものであったとしても(または喜ばしいものであっても)、線(長期的視野)で見たときのその先が、自身の幸福に繋がるような生き方を選択するということが大切だと感じています。
ついつい、一つの出来事で自暴自棄になったり、または浮かれたりするかもしれません。
フランクルのように、アウシュヴィッツというこの世の地獄であっても、人間として誇り高く生きることができる。
それは我々の人生においても大きな励みになり、自分もきっとできると信じる根拠にもなるのではないかと思っています。
フランクルについては、また別の機会で触れたいですね。
今日はここまで(^-^)/
また明日~。
継続日数22日(2022年4月4日)