こんにちは! 習慣化トレーナー田村です。
今日は、環境を整える習慣についてお話しします。
以前、タスクを実行するためには意志力を出来るだけ使わない準備が有効だと、お話ししました。
意志力は消耗するため、タスクを実行するだけの意志力が残っていないことを想定したうえでの、事前準備が肝となります。
例えば、毎日一時間英語を勉強することを習慣としたい場合、普通の日であれば勉強への意欲も高く、継続が出来たとしても、上司から急に明日締切の仕事をふられ、へとへとになって帰宅したとします。。
とても勉強をする気分にならないですよね。
または、ダイエットをしようとして、食事制限をするとします。心に余裕がある時は、理想の自分をイメージしなが食事制限ができていたとしても、仕事でストレスが貯まった時に、ついつい冷蔵庫を覗いてみたらデザートがあるとなれば、ストレス発散のため、お腹いっぱい食べてしまうなんてことはないでしょうか?
そんな時こそ、意志力を必要としない、または逆に必要とするように環境を整えることで、タスクへの取り組みを容易にさせることができます。
英語の勉強の例であれば、机のうえにテキストが開いてあり、ペンやノートも用意してあって、お気に入りの音楽や香りが出せるような、座るだけですぐに勉強が出来る状態になっている。さらにご褒美に甘いデザートを用意しておけば、どうでしょうか? 疲れていても気楽に勉強を開始出来るのではないでしょうか。
また、ダイエットの例であれば、冷蔵庫には必要な食品しか入っておらず、甘いものを食べるには外に出てわざわざ買ってこなければならない状態にする。買いにいくことに意志力が必要となりますね。
このように、良い習慣は意志力を使わずにできるように準備をし、悪い習慣は意志力を必要とするように準備をすると、良い習慣は継続ができ、悪い習慣を遠ざけるという環境づくりが可能となります。
ロケットを上昇させるときに凄い噴射とパワーが必要なのと同じように、新しいことを始めるときはものすごいエネルギーを必要とします。
一方で軌道に乗ったロケットにそれほどパワーが必要無いように、継続が出来ている分には大きな力は必要としません。
習慣もロケットの例えと同じように、一度止まってしまうと、再開するにはとてつもないパワーが必要となります。是非、習慣として継続ができるように、事前の環境整備を意識してみてはいかがでしょうか。
今日はここまで(^-^)/
また明日~。
継続日数19日(2022年3月31日)