こんにちは! 習慣トレーナー田村です。
いつもブログを見ていただきありがとうございます。皆様に少しでもお役に立てるよう日常生活で活用できる習慣を多数お伝えできればと考えています。
本日は、アウトプットの習慣についてお話ししたいと思います。
皆さんは何かを始めるとき、計画や方法を熟考するタイプでしょうか、それともよく決めずにまずは行動してみるタイプでしょうか?
色々な方がいるかと思われますが、日本人においては熟考タイプの方が多いのではないかと感じています。
例えば、会社で新しい企画案がひらめいたときに、問題点を指摘されないように、あれも調べておこう、こういった課題もあるといった具合に、ついつい考えすぎてしまい時間がかかりすぎてしまう。または、気になる人がいても、自分と性格が合うのか、趣味があうのか、自分は好かれるだろうか、、等々考えすぎて悶々としてしまう。
上記は全て過去の私なのですが笑 熟考派タイプの方は、慎重に、より良い結果を出そうと考えすぎてしまうがゆえに、チャンスを逃がしてしまうといったことが往々にあります。
アメリカの芸術の専門家であるデビッド・ベイルズは、陶器を製作する際における量と質についての実験を行いました。
生徒に対して、陶器の「量(重さ)」で評価するグループと、陶器の「質」で評価するグループとで分け、陶器を製作をさせました。「量」のグループはとにかく作品をたくさん作らなければならないので、あまり考えずに制作を進め、「質」のグループは皆でよく考えて、一つだけの作品を作りました。
その結果、「量」で評価するとしたグループの方が、最終的には「質」で評価したグループよりもクオリティーの高い陶器を製作していました。
無鉄砲な行動を推奨しているわけではありませんが、頭の中でいくら考えても、行動しないことにはわからないことは沢山あります(特に人間関係においては!)
行動しないとわからないこと=「失敗」と置き換えて良いかと思いますが、失敗するからこそ、その失敗を活かして次の時に失敗しないように改善ができます。
失敗=×ではなく、失敗=+1と考えるならば、失敗した数が多いほど、より大きな成功を掴めるという考えを理解していただけるのではないでしょうか(実際は+1どころではなく、一定の水準を超えると×2にも×3にもなります!)。
ただし、思考なき行動も、その行動の価値を活かせませんので、インプットも当然重要となります。そういった意味では、インプット⇒アウトプット⇒反省⇒インプット⇒アウトプット⇒反省⇒インプット・・という行動・思考習慣の繰り返しが大切となります。
行動には結果が伴いますが、人生において、失敗をしてはいけないような物事はまずありません。熟考派の方は、是非アウトプットの習慣作りにトライしてみてください!
今日はここまで(^^)/
また明日~。
継続日数:18日(2022年3月30日)