習慣化トレーナー田村のZEN-Habits

あなたの習慣づくりをお手伝いさせてください!

3手先を読む習慣

こんにちは!  習慣化トレーナー田村です。

 

今日は3手先を読む習慣についてお話ししたいと思います。

皆さんは、誰かに質問しようとした時、相手の回答を予測して質問をしているでしょうか?

 

答えが分からないから質問するじゃないの?  そう思った方もいるかも知れませんが、もちろんそのとおり。何かを知りたいから質問するわけなのですが、相手の答えを予測した上での質問なのか、そうでないのかによって、望んだ回答を得られるのかどうか、その結果が大きく異なります。

 

私は社会人になってから囲碁を習いはじめて、初段程度まで上達することが出来ました。囲碁は黒い石と白い石を交互に並べて、いかに相手より大きな領土を得られるかの陣取り合戦です。初心者がまず教わるのは、「3手先を読む」ことです。

3手先とは、自分の手番で、石を置いたあとに、相手が次にどこに石を置くかを予測し、その次に自分がどこに打つのかまで考えて石を置くということです。

囲碁にしろ将棋にしろ、好きなところに石(駒)を置くだけでは相手に勝つことはできません。相手の考えを予測した上で石を置いていくことで、相手を上回る手を考えることが出来、予測が外れても素早い修正が可能となり、より有利にゲームを進める事が出来ます。もちろん、プロのように3手とはいわず何十手も先を読めればその方が有利ですが、初心者には無理なので、まずは3手と教えています。

 

この「3手先を読む」習慣は、日常生活でも大きく役立っています。

自分の行動の結果によって何が起き、その次に自分はどうするかを考えながら行動することで、思い付きによる行動を減らし、先を考えた行動が出来るようになりました。

この事は会話においても同じで、自分の質問により相手からどんな回答がかえってくるか予測しておくことで、質問の仕方を工夫出来ますし、会話を自分の望んだ方向に会話をもっていくことが出来るようになります。

予想外の回答であったとしても、何も考えずに質問するよりも素直に驚きを感じたり、反応することが出来ますよね。

是非、日のごろの行動において、まずは3手先を読むことを習慣にしてはいかがでしょうか?

 

今日はここまで(^_-)

最後までお読みいただきありがとうございました。

また明日~。

 

継続日数:24日