こんにちは! 習慣トレーナー田村です。
振り袖や袴姿の女性を見ると、卒業シーズンか~と懐かしい気持ちになりますね。
さて、今日は昨日に続いて心を安定させる習慣についてお話しします。
昨日はABC理論から思考習慣の見直しによる、心を安定させる方法をご紹介しましたが、本日は行動習慣による安定化の方法をお話しします。
私が実践して効果があると感じているのは、座禅と合気道の姿勢です。
座禅というとなんだか敷居が高そうなイメージがありますが、瞑想法の一つですので、本職でもなければ形にこだわる必要はありません。
足を組まなくても、イスに座った状態でも出来ますし、歩きながら行う方法もあります(歩行禅)。
共通しているのは、した腹(ヘソの下)の丹田と呼ばれる場所に心を落ち着かせ、ゆっくりした鼻呼吸で、半目の状態で視線を下げることです。
座禅をすると、多くの方は雑念がわいてきます。例えば、気になっていることや過去の出来事、夜ごはんの献立等々。
ここで大切なのは、そういった雑念を振り払って無心になろうとすることではなく、その雑念を受け流すことです。
座禅が続かない方は、この雑念の受け流しかたが苦手な方が多いですね。
雑念は雑念のまま、流れていくのを高いところから見下ろして、雑念が流れていくな~と観察することで、日々の出来事を客観的にとらえる訓練になるのです。
世間ではマインドフルネスという言葉が良く聞かれますが、同じことですね。
医学的視点から見ると、ゆっくりした呼吸には、セロトニン(幸せホルモン)という神経伝達物質がの分泌を促す効果があります。
セロトニンの分泌量が増えると、ストレスが軽減されリラックスでき、不眠の解消や自律神経のバランスも整います。
また、集中力もアップやストレスの影響を低減させる効果もあるようです。
なかなか最初は始めるのにハードルを感じるかと思われますが、隙間時間に2分間だけ試してみることをお勧めします。
2分だけならカップラーメンが出来るのを待つ間でも十分可能です!
禅宗では「本来の自己」という言葉を使いますが、我々は普段から様々な出来事が生じる中で、その出来事に自分の心が引っ付いていってしまうことが多々あります。
座禅習慣により、日々の出来事を客観的に捉える訓練を積むことができます。
本来の自己を正しく見つめる練習を習慣にすることで、簡単に揺れ動いてしまいがちな自分の心を安定させることが出来るようになります!
是非お試しください。
今日はここまで(^^)/
また明日~。
継続日数17日(22年3月29日)