こんにちは! 習慣化トレーナー田村です。
人付き合いにおいて、最後の別れ際は相手によい印象を与えるチャンスでもあります。
最後の印象が物事印象に影響することをのすべての印象に影響することを、「近親効果」と言います。
心理学者のノーマン・アンダーソンは、人が最後の情報に影響を受けやすいこと実験で明らかにしています。
弁護側と検察側に6つの証言を用意します。Aグループは一方が2つ証言したら、もう一方が2つ証言するという順番で、3回繰り返して模擬裁判をします。また、Bグループは一方が6つ証言したら、もう一方が6つ証言するという流れで模擬裁判をします。
この条件で陪審員に結論を出してもらうのですが、A・Bグループ両方とも、最後に証言したほうに陪審員が有利な結論を出すことがわかっています。
漫画や、映画を見た場合で、途中の物語がぐちゃぐちゃでも、最後のシーンが素晴らしいと、なんだかその本や映画自体がすごく良いものだと思えてしまいますよね。これは逆にもいえて、素晴らしい内容であるにもかかわらず、最後の終わり方が残念な内容だと、作品全体が「つまらない」という印象になってしまいます。
人間関係も同様で、日中すごく楽しく過ごせた相手でも、別れ際がそっけないとなんだかもやもやして、楽しい気分も色あせてしまうものです。
逆に言えば、そんなにうまくいっていない相手でも、別れ際の態度で相手に良い印象を変えることもできるということです。
大切にしたい相手には、別れ際にこそ、相手の目を見てしっかりと感謝の言葉を伝えるということを習慣にすると、相手との信頼関係をより高めることができるのではないでしょうか。
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