「特定の状況において満足をもたらす反応はその状況で再び起こりやすく、不快をもたらす反応はその状況で再び起こりにくい」
エドワード・ソーンダイク 心理学者
こんにちは! 習慣化トレーナー田村です。
今日は、習慣における行動科学の考え方をご紹介します。
アメリカの心理学者エドワード・ソーンダイクは、猫を使い、試行錯誤と学習の効果についてを説明するために動物実験を行いました。
彼は1匹の猫を問題箱(紐を引く、レバーを押すなどすると脱出できる)の中に入れ、猫が逃げることにより外に置かれた魚の切れ端にたどり着けるよう促し、切れ端にたどり着くまでどのぐらい時間がかかるかを測りました。
20~30回ほど実見すると、この行動は習慣になり、猫は数秒で逃げ出すことが出きれようになります。
猫はさまざまな方法でそのパズルボックスから逃げ出し魚にたどり着きました。
最終的に、猫はそのボックスを開けるレバーに気づきます。逃げ出したときもう一度レバーが付けられ、もう一度逃げるときにかかった時間が記録されました。
以下の図は、実験の様子と学習結果のグラフです(横軸は試行回使った、縦軸は脱出時間)。
エドワード・ソーンダイクは喜ばしい結果をもたらす行動ならば繰り返されやすく、喜ばしくない結果をもたらす行動は繰り返されにくいという「効果の法則」を提唱しました。
今日はここまで(^-^)/
また明日~。