こんにちは! 習慣化トレーナー田村です。
長い連休が終わり、またいつもの日常に戻るという方にとっては少し暗い気分になる月曜日でもありますね。
さて、本日は「ウルトラディアン・ディップ」を意識する習慣についてお話しします。
では、そもそも「ウルトラディアン・ディップ」とは何か?
眠気の体内リズム
人間の体のリズムの一つとして「サーカディアンリズム」という言葉を聞いたことがあるかたは多いのではないでしょうか。人が目が覚めている時や眠くなる時の感覚を調整する、およそ25時間周期の体内時計のことをさしますが、それとは別の体内リズムとして「ウルトラディアンリズム」があります。
「ウルトラディアンリズム」は、90分~120分の体内リズムのことを意味しており、睡眠時のレム睡眠、ノンレム睡眠の周期や、日中の眠気のリズムもこの周期の影響を受けています。
人の集中できる時間として90分間と言われるのは、この「ウルトラディアンリズム」をベースにした考え方です。大学や塾の授業時間が90分間に設定されていることが多いのも、これが理由です。
そして、この「ウルトラディアンリズム」の後に来る、眠気が襲う時間帯を「ウルトラディアン・ディップ」といいます。
この90分間の集中後やってくる、「ウルトラディアン・ディップ」は、およそ20分程度といわれていますが、その時間帯は、仕事の効率も悪化し、ミスも多くなり、イライラやマイナス感情も発生しがちな時間帯といえます。
「ウルトラディアン・ディップ」に入ったと感じた場合、無理して作業を継続せず、お菓子を食べたり、会話をしたり、または気分転換に散歩に行く、昼寝をするなどして、次の「ウルトラディアンリズム」の到来に向けて切り替えを行う準備の為の時間とすることが大切です。
マイナス感情も体内リズムのせい?
日常生活の中で、ふと急にマイナス感情に襲われるようなこともあるかと思われますが、もしかすると「ウルトラディアン・ディップ」の時間帯に入っている可能性もあります。
「ウルトラディアン・ディップ」は1日に何度も訪れる体のリズムですので、そういった時はやはり早急に悲観的判断をせず、落ち着いて少し時間をおいてみることも、心の安定には重要な習慣となります。
連休明けで心も沈みがちではありますが、「ウルトラディアン・ディップ」を意識しながら、体内リズムを整えることで、前に進むパワーをチャージしていきたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございます。
本日はここまで(^^)/
また明日~。
継続日数:13日